鳥瞰図・正面図

急傾斜となる現場で主に採用する方法です。

急傾斜地においても地形や浮石の分布などがイメージし易いのが特徴です。

平面図

傾斜がさほど急でない(水平面に投影して違和感がない程度の)現場では平面図を採用します。

写真鳥瞰図・写真結果図

全景がよく見える場合には、写真に状況を記載する事もあります。
UAVの空撮写真を利用する事も多いです。

吹付のり面(変状調査結果)

モルタルに生じる変状とともに背後地山の不安定箇所や変音箇所、推定される空洞範囲などを記載します。

図面は正面図、展開図、平面図、鳥瞰図などから選択します。

吹付のり面(コア抜き調査結果)

モルタルや空洞の厚さ、地山の性状や貫入量などを写真とともにまとめます。

場合によってはコンターマップを作成する事もあります。

写真調書

浮石や転石、現地の状況などを写真と共にまとめます。
写真だけでは分かりづらい場合は、スケッチなども併記して状況をより分かり易く伝えるように努めます。

スケッチ

崩壊や大きな変状の生じる現場では、推定される素因や発生機構、今後考えらえる現象などをスケッチなどで図示することもあります。

模式断面図

測量断面やそれぞれの浮石についての模式断面図です。
断面図は測量結果と現地での計測値を元に、各浮石の状態や不安定化要因、保全対象との位置関係などが伝わるように作成します。